ぎっくり腰は急性腰痛症といい、突然痛みが発生する腰痛を総称していうことが多いです。
「朝起きたら腰が痛かった」
「重いものを持ち上げようとしてグキッとした」
「くしゃみをした瞬間に痛みがでた」
「長時間体を動かす作業をした日の夜に痛くなってきた」
何かの動作がきっかけで急に強い痛みが出ることもあれば、初めは軽い痛みから徐々に強くなっていくケースもあります。
腰の筋肉や靭帯に傷が入り、痛みが発生します。
特に激しい動作をしたわけでもないのに急に痛みが出るため、原因が分からずに初めて経験する人にとってはどうしていいかわからないと困惑することも多いです。
軽度のケースでは2〜3日で痛みが改善していきますが、重症のケースや初期の対処を誤ると痛みが長期化してしまうこともあるため、早めに専門家に診てもらい治療することをおすすめします。
以下のような症状が特徴的です。
〈長引く腰の痛みは注意が必要!〉通常の軽度のぎっくり腰は2日〜1週間ほどで痛みが軽減していきますが、次のようなケースは単なるぎっくり腰ではないので注意が必要です。
このようなケースは次のような慢性疾患が関連し、腰痛が重症化する可能性もあるので根本治療が必要です。
急に腰が痛くなると直前の動作が原因だと考えがちですが、決してそれだけではありません。
患者様のお話の中にも「原因がわからないけどだんだん痛くなってきた」というケースが多くあります。
痛みが出る直前の動作は原因ではなく誘因(きっかけ)であり、そもそも「ぎっくり腰になりやすい状態にあった」ということが多いです。
これは日常生活の姿勢や動作の習慣で、腰に負担をかけてしまっていることが原因です。
次の項目に心当たりのある方は日常的に腰に負担をかけてしまっている可能性が多いです。
ぎっくり腰・腰痛の“本当の原因”は、日常生活の姿勢や動作の中に隠れていることが多いです。
あすへのチカラ整体院ではつらい痛みを改善しつつ、この“本当の原因”を解消していくことが最も重要だと考えています。
ぎっくり腰は筋肉や靭帯のなどの組織に傷が入っている状態です。
傷口がふさがっていけば通常1週間〜10日で痛みは改善していきますが、より早く治すためには受傷後の対処の仕方が重要です。
以下に悪い対処法と良い対処法を紹介します。
【悪い対処法と良い対処法】
×患部のマッサージやストレッチ → ◯患部は安静(出来れば腰痛コルセットやテーピングなどで保護)
×温める → ◯冷やす(できれば氷くらい冷たいもので冷やすことで痛みや炎症を早く抑えられます)
×負荷のかかる姿勢を長時間続ける → ◯痛みのない姿勢で安静(動ける場合は寝たきりになる必要はない)
「炎症を抑えるために冷やして、痛みが引くまで安静固定」が基本です。
ぎっくり腰を繰り返している方や長年腰痛に苦しんでいる方は、「痛みがなくなったのでもう大丈夫だろう」と考え、痛みを基準にしていることが多いです。痛みは単なる症状であり、痛み(症状)がなくなっても原因が改善しているわけではありません。
あすへのチカラ整体院では、整体で痛みを引かせることはもちろん、腰痛を根本的に改善し予防するために、腰痛ストレッチや姿勢の改善に特化したメニューを提供しています。
ぎっくり腰でお悩みの方、これまでどこに行っても改善しなかった腰痛でお悩みの方は当院にご相談ください。